広報けいせい 

医療的ケア児のために

本日、放課後等デイサービスえがおではリハビリの先生と施設管理者が何か入念な打ち合わせをしていました。
差し支えない範囲で聞いてみると、本日は胃ろうで対応している児童が来所されるのですが、少しでも本人に負担がないように実施するためにはどうすればよいか相談をしていたところでした。

「胃ろう」とはご存じの方も多いと思いますが、経口摂取が困難な方へ栄養や水分を直接胃に届けるための医療処置で、皮膚と腹壁と胃の間に作成した瘻孔(トンネル)で、そこから直接食事を注入します。

本日来所される児童については胃ろうの最中に気になって器具をいじろうとすることが多いことから、本人が気にすることなく自然な形で実施することができないか検討していました。案としてはテーブルを設置して本人の大好きな本を読んでもらうこと、テーブルを設置することにより胃ろうの器具は見えなくなるので絵本に集中して楽しんでいるうちに終わるのではないかということでした。

子どもたちが送迎車に乗って放デイえがおに到着しました。
落ち着いた段階で、リハビリの先生と施設看護師が具体的にどうするか考えています。まずは足元を安定させるところから考えているようです。

リハビリの先生は体位の確認や力の入り具合など確認していきます。
保育士も加わります。児童は保育士のサポートもあり大好きな絵本に集中しているようですね。

絵本に集中したまま胃ろうが始まりましたが、テーブルで見えないため今までのように器具が気になることはありませんでした。
そして無事に終わりましたが、児童はずっと絵本に集中していました。

胃ろうは確かに医療処置です。ですが今日一連の流れを見ていると自分にはどうしても胃ろうでも食事の楽しみは変わらないと思えて仕方ありません。
だから先生方も楽しみながら栄養を摂取してほしいという思いがあったのかもしれません。

 私たちも食事の時間というのは楽しい時間になることが多いですね。
すべての子どもたちにとっても同様に楽しいひとときであるべきと願います。
リハビリの先生や放デイえがおの職員皆様の努力や工夫によって楽しい食事のひと時になったこと、「よかったな・・・」と思い見ていました。

(M.O.)