広報けいせい 

おれんじハウスのご紹介

当法人は法人設立当初から障がい者の就労の場の提供に取り組んできました。
当法人の介護老人保健施設恵の杜では法律の施行により障害者就労継続支援A型が始まる前から障がい者の仕事の場を作り、介護職員がそのサポートをしてきました。

法律の施行により障害者就労継続支援A型が始まってからは、今まで介護職員が行っていた仕事のサポートを専任の指導員が行うことになりより専門的な支援ができるようになりました(わーくさぽーと恵の杜)
その中で気が付いたのは、障がい者の就労の安定のためには生活の安定が重要だということでした。このため当法人では三つの障がい者グループの運営を開始しました(りゅうりゅうⅠⅡⅢ)

令和2年、大和市にあるグループホーム「おれんじハウス」を前任の法人から引き継ぐ形で運営開始し、現在も障がい者の生活の安定に少しでもお役に立てるよう運営を続けています。

今日、おれんじハウスに伺った際に、ちょうど空き居室があるとのことで内見させていただきました。

おれんじハウスは3階建て民間アパートの2階~3階部分を借り上げ、内部をグループホームに改装しています。
一つの部屋に共用部分と三つの個室があります。全部で14人、入居可能です。
上の写真は共有スペースからみた個室です。

個室の中です(窓の位置など部屋によって違いがあります)
基本的にはご希望されるものは持ち込むことができますが、詳しくは入居の際にご説明させていただいてます。なお、おれんじハウスご利用者はFree Wi-Fiが利用できます。

こちらは収納スペースです(部屋によって違いがあります)

こちらは共有スペースの台所です(冷蔵庫の機種は部屋によって違う場合があります)
朝食や夕食は職員がご用意しますので、ご自身で料理する必要はありませんが、必要に応じて台所を活用いただけます。

こちらは洗濯機です(部屋によって洗濯機の機種は異なる場合があります)

こちらがお風呂になります。

食堂は3階にあります。
食事は職員が調理して提供しています。

今回は12月中旬ということで、ご利用者の皆様には少しでもクリスマスの雰囲気を味わっていただきたいということで飾りつけや小物などの工夫をしていました。

ちょっとした小物がアクセントになっていますね。

しばらく撮影していると台所から美味しそうなにおいがしてきました。
ああ、もうそんな時間なんですね。
今日の晩御飯は何でしょうか?
きっと、一日頑張って働いて、お腹を空かせて帰ってくる利用者も楽しみにしているでしょうね!
「おかえりなさい。今日の晩御飯はビーフシチューですよ」
「ビーフシチュー! 俺大好き」
「よかったね。ほら、ゆっくり食べないと(笑)」
そんな会話が聞こえてくるような気がします。

沢山食べて、ゆっくり休んで、明日も元気に出勤してほしいです。
そんな安心した生活が送れるように職員一丸となって努力していきます。

(M.O.)