広報けいせい

感謝の気持ち
介護老人保健施設恵の杜の1階ロビー付近には、最近、保育園の子どもたちからの素敵なプレゼントが公開されています。

当法人では、品川区で運営しているとうかいどう保育園ととごしの杜保育園の園児がお芋ほりのために恵の杜近隣の畑に来て交流しています。会長が育ててくれたお芋を子どもたちが一所懸命掘っています。
「先生~、これ大きすぎて取れない」
大きなお芋を何とか掘り出そうと格闘しているお友達、
「すごいのが出てきた~」
面白い形のお芋を掘り出してうれしそうにしているお友達、
今年もみんな楽しくお芋ほりができました。
お芋ほりの後は、介護老人保健施設恵の杜と特別養護老人ホームめぐみに二手に分かれて、園児とご利用者で交流を行いました。
ご利用者の皆様は園児が一所懸命踊っている姿に、温かい目で見守ってくださいました。
さて、お芋ほりが終わって暫くたったころ、保育園からお礼として素敵なプレゼントが届きました。

右側の作品はとうかいどう保育園4歳児「こぐま組」の作品ですが、こぐま組では今「色」をテーマにした取組をしています(すくわくプログラム)。子どもたちには絵の具を渡して「お芋の色を作ってみましょう」といって作り始めました。子どもたちは赤と青を混ぜるとお芋の色になるということに気が付いたようです。
なので、それぞれのお芋の色は子どもたちの個性が表れており、自分だけの色のお芋になっています。

とごしの杜保育園からは、お芋を掘るだけでなく、収穫したお芋を実際に調理して食べたということ教えてくれました。
「サツマイモ餃子」おいしそうですね。
子どもたちは自分たちが収穫したお芋を使って食事を作るということに、とても興味があったようです。
「あ!この前のお芋だ!」
「どうやって餃子になるの?」
そんな声が聞こえてきそうです。
そして素敵な作品を作っていただきました。
玄関の入り口に飾ってあるので、来訪されるご家族やお客様も楽しんで頂けています。

こちらはお芋ほりではないのですが、当法人が運営する放課後等デイサービスえがおからお届けいただいた作品です。
放課後等デイサービスは特別支援学校など、利用児童の学校終了後、および学校休業日の居場所を提供し、その中で、生活能力の向上のために必要な訓練や社会との交流の支援を目的としています。
子どもたちの表現の仕方は限られている部分がありますが、作品の中のパーツの一つ一つに、子どもたちの思いや表現が詰め込まれています。
そんな子どもたちの思いをまとめてかわいらしい作品にしてくれました。
介護老人保健施設恵の杜の入り口から目立つところに掲示されています。
今日も施設に訪れる多くの方が作品を暖かな目で見てくれます。
今、当法人では「法人内の交流」を活発化させています。
高齢、障がい、児童のそれぞれの分野が交流してお互いに理解を深め合っていくことにより、それぞれのサービスを利用されている方にとって少しでもプラスになることがあると思っています。
今回ご紹介した子どもたちの作品は感謝の気持ちを伝えるとても素敵な方法だと思いました。
(M.O.)