広報けいせい 

第1回相談支援部会

2回の事前準備を経て、正式に「第1回相談支援部会」を開催しました。
相談支援部会では一人の人の人生に寄り添っていくことを考えた時に障がい児、障がい者、高齢者のそれぞれの制度の違いによる課題について考えていくこと、そのために私たちに何ができるのか考えていくことを主体としていきます。

今回は障がい児から障がい者へ移行していくときの、いわゆる18歳の壁の問題や短期入所の受け入れが少ない現状、いわゆる8050問題、障がい者の地域移行において当事者にとって実際にどんなことが起きているのかといった現状や課題を参加者全員と共有しました。

参画した職員は自身の分野においてはプロフェッショナルですが、分野の違うことについては初耳となることも多く、これからはそれぞれ異なる分野が連携していく必要性を感じました。

また、相談支援部会では専門性を一層高めるために外部講師を招いて勉強会をしていきたいということも提案され、まずは参加している職員に共通して関わってくる青年後見人制度について勉強しようということになりました。

今後、相談支援部会の開催により障がい児、障がい者、高齢者の皆様およびご家族やサポートをしてくださる方々にとって少しでも良い方向に進むことができれば幸いに思っています。
私たちにできる事は限られているかもしれませんが、法人理念「すべての人と共に歩む」が具体化できるよう努力していきたいと思います。