社会福祉法人 恵正福祉会|横浜市

足元に広がる世界

グループホーム恵の家スタッフのM・Iです。

今月初め、このところ出勤用のバッグに小さなカメラを入れている、という記事を投稿させていただきました。そうして毎日何かしらの写真を撮っている中で、最も感動した被写体のひとつが苔です。寺院の庭園のわび・さびを演出したり、何年か前から「苔さんぽ」や「苔ガール」という言葉もあるように愛好家を増やしていたり、かと思うとガーデニングの大敵だったりもする、あのコケ、こけです。

と、前置きはさておき。

つい先日、一面に生えたゼニゴケの胞子体を見付けて、カメラを地面すれすれに構えて撮ってみたのがこちら。

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あの時の感動を何と表現したら良いのでしょう。フキの葉をめくった下に小人たちのコミュニティを見付けて、その営みを観察できたら、この写真を撮った時と同じような気持ちになれるかもしれません。普段は何気なく通り過ぎていた道端に、実は見たこともない世界が広がっていたという驚き。私はいい歳をして、身長5ミリぐらいになってこの苔の森に住みたいと思ってしまいました。

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名前のわからないコケを、日差しを浴びた水のキラキラと一緒に撮ってみました。側溝や用水路のような場所でも、レンズを通せば風光明媚な景色を切り取ることができます。

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黄緑色のジンジャークッキーみたいなものは、ジンガサゴケの胞子体です。ひとつひとつの形が愛らしく、並びが何かの星座のようでもあります。

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これはおそらくスギゴケの胞子体。奥のほうの白くもやっとしているのは桜の花びらです。背景がうるさくていまいちな出来ですが、ここまで緑一色なので、差し色として掲載させていただきます。

…以上、身近で見つけた苔の写真の一部をご覧いただきました。

春は様々なコケの胞子体が伸びるので、四季を通してコケの変化が最も楽しめる季節かもしれません。ルーペ片手で観察するのも楽しいと思いますし、最近はスマホに取り付けるマクロレンズなども売られています。カメラを持っている人も、持っていない人も、いつもの道をコケを探しながら歩いてみてはいかがでしょうか。


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